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野球場全体が展示会場になっています。「住みやすくフレンドリーな楽しさ、持続的なグローバルの素晴らしさ、トップレベルの革新集結」という三大理念をもとに、「光が集結する島々」、「喜びの心と地」、「グローバルランタンエリア」、「テクノロジーが創る潮流」、「持続可能な台湾」、「匠芸の星」という六つのテーマエリアで構成し、台湾ランタンフェスティバルの美しさを世界に広めています。
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《無限楽園》- 李明道
ショースケジュール:30分ごとに3分間
2025年台湾ランタンフェスティバルのメインランタンは、「無限楽園」と名付けられました。現代の抽象的な記号をデザインに取り入れたのは今回が初めてであり、球体と幾何学的な形状を組み合わせて、テクノロジーに満ちた未来の楽園イメージを創り上げました。また、AIやその他の斬新な技術を駆使し、魅力的でカラフルな光のネットワークを織り交ぜながら豊かなビジュアル言語で表現しています。さらに野球文化、空港のイメージ、ご当地文化、国際的舞台への参加という要素を取り入れて、明るい希望と繁栄を伝えています。未来への希望と時代を超えた繋がりをもとに、無限に広がる可能性と持続的な発展が台湾に存在していることを暗示し、来たる年の国家の調和と幸福を祈願しています。
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《福が輝く蛟龍》- 藍永旗
湖や川に隠れているとされる蛟龍。古代では、才能のある人が己の力を発揮するチャンスを得ることを比喩的に表現していた言葉です。台湾の人々にとって、春節に平和と幸福を祈ることは、子供のころから学んできた大切な風習です。ランタン職人の技術によって、蛟龍と桃園の溜池を伝統文化や芸術、信仰などの要素と融合させ、古くから伝わる春節の祈願と幸福を表現しています。
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《航行の守護》- 原物創意有限公司OIC Art、禹禹藝術工作室YUYU Art Studio、黑川互動媒體藝術有限公司Peppercorns Interactive Media Art
桃園国際空港の灯台からインスピレーションを得て設計されたこの作品には、伝統と現代という両方の要素が融合しています。ランタンには、光と切り絵アート、音楽が組み込まれているため、視覚と聴覚の両方で楽しむことができます。観衆は千変万化に光る光の中で、桃園の秘めた文化の魅力と都市の活力を体感することでしょう。
灯台の中央は、垂直な金属の柱で構成されており、上に向かって伸びる流線は、発展のエネルギーを象徴しています。中段は、重なり合う環状構造が力の集結を表し、桃園が希望と活力に
満ちていることを示しています。丸い階段の台座と波状の地面が相まって、水の流れと生命の継続を象徴し、桃園の溜池文化に対する敬意を表しています。
ランタンには現代のインタラクティブ技術が取り入れられており、桃園における未来の無限に広がる可能性を描写しています。海外の方々にも台湾を理解していただくため、ランタンにはテクノロジー、野球、空港などの要素を取り入れて、台湾における多様な特色を表現しました。また、「TAIWAN-Waves of Wonder」という概念をもとに、四季折々で楽しめる台湾旅行の醍醐味を「WAVE」のラインで表し、喜びをもたらす作品に仕上げています。
このランタンは全体的に創意工夫で文化を結び付けた作品となっており、桃園が台湾の玄関口としての意義を象徴し、無限の魅力を世界に向けて発信しています。《航行の守護》は、台湾文化の精神を伝えるだけでなく、未来ビジョンを描くことにより、世界中の旅行者に台湾の活力と思いがけない喜びを感じ取っていただける作品に仕上がっています。
策展執行|原物創意有限公司OIC Art
燈組設計|禹禹藝術工作室YUYU Art Studio
燈光展演|黑川互動媒體藝術有限公司Peppercorns Interactive Media Art
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《輝く春を迎える》- 丞臣統合マーケティング株式会社 総監督 羅之駿
交通部観光署は、2024年(民国113年)に台湾観光ブランド3.0版「TAIWAN-Waves of Wonder」(台湾魅力・驚き喜び無限大)を正式に立ち上げました。「輝く春を迎える」と名付けられたこの作品は、「波紋」と「光と影の変幻」を主軸として、この新たなTAIWAN観光ブランドを表現しています。現代のWAVEの美観と台湾の四季の美しさを、テクノロジーと自然を組み合わせて、幾重にも重なる豊で躍動感あふれる視覚効果を生み出しています。
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本ランタンエリアでは、「数千もの溜池に光が集まる:桃園」をコンセプトに、桃園の物語をランタン装飾で伝えています。桃園各地における自然生態の草花や農産物を《オズの魔法使い》という有名な童話で世界観を融合させ、精巧に夢の世界を作り上げました。「子供らしさ」と「幻想的」要素を基調に光と影で織りなされる夢の世界は、まるで冒険の旅をしているように感じることでしょう。「喜びの心と地・雲の上の童話国」が見事に表現されています。
ランプホルダーの紹介-
《花の妖精からの召喚:「雲の国」》- 藍永旗
《花の妖精からの召喚:「雲の国」》- 藍永旗
「雲の国の希望」というテーマを作品作りに掲げながら、ロマン、新生、希望、美しさを象徴する桃園市の【桃の花】を融合させ、【桃の妖精】が「雲の国の空島」に姿を表すという幻想的な雲の世界を創り出しています。妖精は冒険家たちを集めて、出発の準備を整えます。
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《巴陵(バーリン)集落の祝福:「集落の見張り」》- 藍永旗
《巴陵(バーリン)集落の祝福:「集落の見張り」》- 藍永旗
創作におけるコンセプトは、「泰雅(タイヤル)族の美しい見張り」です。タイヤル族の豊作を祝う伝統文化と歓迎の喜びを分かち合う餅つきの儀式を通して、光の足跡を辿ってやってくる冒険家たちを歓迎します。
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《臆病なライオンキングの勇敢な挑戦:「航空伝説」》- 藍永旗
《臆病なライオンキングの勇敢な挑戦:「航空伝説」》- 藍永旗
「空の挑戦者」をテーマに、台湾で最も重要なハブ空港であり、アジア地域における主要な乗り継ぎ拠点である「桃園国際空港」に敬意を表して作られました。勇敢で【色彩豊かなカラー花のパイロット】がリーダーとなって、「冒険主義」を掲げて童心の夢を融合させた【トンボライト飛行機】を操縦し、臆病なライオンキングとともに勇気を取り戻して雲の上へと飛び立ちます。
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《農夫かかしのスマートな関門:「花の競技場」》- 藍永旗
《農夫かかしのスマートな関門:「花の競技場」》- 藍永旗
四季折々の花々に囲まれた石門ダムは、花々が織りなす「花の競技場」のような湖に例えられました。これまで200年以上もの間、大渓地区が「木工芸の里:コマ文化」の名声を引き継いでいることから、知恵と面白さを競い合う光と影の冒険が繰り広げられます。
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《海神の宝の礼賛:「海洋探検」》- 藍永旗
《海神の宝の礼賛:「海洋探検」》- 藍永旗
「台湾の守るべき9つの海岸の一つ:草漯砂丘海岸」の特徴をテーマに制作されました。桃園の独特な海岸線の生態系とマリン活動を取り入れて、光と影に乗って海洋を冒険する姿を描きながら、素晴らしい土地と美しい水を表現しています。まるで「アトランティス」伝説の中にある神秘で未知なる世界を探検しているようです。
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《秘められた亀山の宝庫:「溜池に浮かぶ蓮の花言葉」》- 藍永旗
《秘められた亀山の宝庫:「溜池に浮かぶ蓮の花言葉」》- 藍永旗
「水を鎮める」「亀神の転生」と言われる「巨大な霊亀」を、精錬された神秘的な色彩で表現しています。亀山の溜池に咲く蓮の花、蓮の葉、タケノコ…などの草花や果物、野菜を結び付け、この地域の物語を「伝説の物語」として架空の神秘的な驚きと喜びを伝えています。
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《錆びたロボットの心臓探し:「萌え萌え仙草の香り」》- 藍永旗
《錆びたロボットの心臓探し:「萌え萌え仙草の香り」》- 藍永旗
楊梅地区で秋から冬の間に見られるロマンチックな「仙草の花畑」を題材にし、「香華品種」とも称される【桃園二号仙草】を作品作りに取り入れました。埔心牧場【暖暮萌萌村】で人気の動物たちが、種まきから収穫、料理に至るまでの工程を経て「心を込めた美味しさ」を作り上げています。この楊梅物語の描写は、まるで南フランス・プロヴァンスに身を置いているかのように感じることでしょう。
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《銀の靴を履いたドロシー帰還の試練:「スチームファンタジーフライト」》- 藍永旗
《銀の靴を履いたドロシー帰還の試練:「スチームファンタジーフライト」》- 藍永旗
「富を秘めた溜池の恩恵」をコンセプトに作られています。桃園地区には溜池が多数存在するため、千塘の里と称されています。その独特な地理的環境で育まれたメロンやミニトマト、お米を溜池の「湿地生態」に結び付け、スチームパンクスタイルのファンタジーを創造します。
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《奇跡の楽園の祭典:「雲の楽園」》- 藍永旗
《奇跡の楽園の祭典:「雲の楽園」》- 藍永旗
「雲上の奇跡の楽園」をテーマに、アニメ監督・宮崎駿氏の「擬人化」手法を運用し、子供らしい世界観と楽しさを取り入れています。フルーツ王国・台湾を奇想天外な想像力で表現した【奇跡の楽園】。それは、まさに雲の上で夢が実現するかのようなWonderful Worldであるのです。
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《桃園の海のおもてなし:「おいしさの饗宴」》- 藍永旗
《桃園の海のおもてなし:「おいしさの饗宴」》- 藍永旗
「帰還した冒険家への饗宴」を作品のテーマに掲げ、桃園海岸部の豊富な魚介類で作ったおいしい料理を次々と食卓に運んで振る舞う様子を伝えています。冒険物語のエンディングでは、海の恵みで帰還した冒険家たちをもてなしている情景が描かれています。
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《清廉潔白なランタン:「花のように清廉潔白に、悪を断ち切り、病を追い払う」》- 藍永旗
《清廉潔白なランタン:「花のように清廉潔白に、悪を断ち切り、病を追い払う」》- 藍永旗
本エリアでは、草花を集結させて光と影の美しさを表現しています。「花のように清廉潔白に」という言葉は、「悪を断ち切り、病を追い払う」という比喩表現です。成長中の花のつぼみは【枯葉を摘み取って、虫と病気を退治】したもので、実際には、腐敗や不正行為を厳しく取り締まり、これを罰することを意味しています。腐敗活動を徹底的に取り締まることで、国家は花のように輝き、光を放つことができるのです。
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「島々のランタンエリア」は「照り映える島々Iluuminating Islands」をテーマに、革新的な照明アートを通して、台湾離島における四季折々の風景や文化の特色を表現しています。観衆の皆様を、馬祖、金門、澎湖、緑島、蘭嶼、亀山、小琉球の自然景観と人情を探求する旅へと導きます。このランタンエリアでは、「四季の美」と「五感体験」を主軸に、旅人の目に映る触感、音、視覚、そして感情を描写しながら、独特の感覚を楽しむ旅を創り出しています。
ランプホルダーの紹介-
《山と海の間で》- 游文富
《山と海の間で》- 游文富
竹筒で山肌や骨組みをつくり、そこに皴法(しゅんぽう)という技法を取り入れて凹凸感を出しました。作品には大量の竹筒や竹枝が使用され、壮観な山や山林を表現しています。また、機械動力や霧、光、海のブイ、浮漂などを用いて海や波、漂う霧なども再現しています。作品そのものがまるで海であり、島であり、山林であるかのように感じることでしょう。海上の漁船が点々と灯す明かりは、海上を照らす都市の明かりと互いに見つめ合っているようです。この島は多くの家庭に明かりを灯しているのです。
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《祈りの島・七星岩》- 成若涵
《祈りの島・七星岩》- 成若涵
屏東の七星岩は、7つのサンゴ礁が組み合わさった岩ですが、北斗七星の形に似ていることからこの名が付けられました。七星岩は台湾の最も南に位置する無人島です。豊かな生態と最適な水域環境によって、ダイビングの名所と言われています。七星岩周辺では、回遊性のジャックフィッシュの群れやマグロ、シュモクザメなどを頻繁に見ることができます。ダイビング好きの皆さんにとっては、毎回驚きと喜びをもたらしてくれる場所であるのです。
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《祈りの島・北方三島》- 成若涵
《祈りの島・北方三島》- 成若涵
北方三島(彭佳嶼・棉花嶼・花瓶嶼)は、いずれも火山活動によって形成された島々です。棉花嶼は清朝時代からすでに人が住んでいて、1886年にカナダからやってきた宣教師・マッケイの記録によると、多くの鳥類がこの島に生息していたとされています。日本統治時代には、棉花嶼と基隆間を結ぶ定期船が運航されていましたが、国民政府が台湾に移って軍事規制区域となってからは人が住まなくなりました。そのためこの島には豊富な自然資源が育まれ、特有な鳥類や昆虫などが生息するようになりました。よく見られるのは、コハナグモ、カツオドリ、トカゲ、ヤモリの卵などで、ウミカモメにとっての楽園にもなりました。棉花嶼や彭佳嶼でも、国家二級重点保護鳥類のクロアジサシやマミジロアジサシが生息しています。さらに、2009年には、基隆野鳥学会のメンバーによって、絶滅危機に瀕している国家一級重点保護鳥類のハヤブサが棉花嶼で繁殖しているのが発見されました。
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《祈りの島・吉貝島》- 成若涵
《祈りの島・吉貝島》- 成若涵
平坦で広大な耕地を有する澎湖の吉貝嶼。かつての島民は半農半漁で生計を立てていました。乾燥した島の地理的特性から、サボテン、ギンネム、デイゴなどが生育に適しています。また、この島は海鳥にとっての楽園でもあり、主にクロアジサシやマミジロアジサシが生息しています。沿岸部の潮間帯には、貝類が多く生息しており、海岸や岩礁地帯の低潮線付近では、クロチョウガイなどの貝類が多く見られます。多様な生態系が吉貝嶼の特有な自然景観を作り上げており、石滬では潮汐の特性を生かした伝統の罠かけ漁法が見られます。
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《祈りの島・烏坵》- 成若涵
《祈りの島・烏坵》- 成若涵
金門諸島の一つである烏坵は、かつて漁獲量が多く、島民は「烏坵にはロブスター、黄魚(イシモチ)、海苔の三つの宝がある」と語っていました。漁業が最盛期だった頃は、大きな漁船が5、6艘もあって、島民は漁船いっぱいに積み込まれた海産物を澎湖島まで売りに行っていました。土地が小さくやせていた烏坵では、ほとんどの島民は海洋資源を生活の糧にしていたのです。島民の話によると、まだ日も明けない早朝から海岸へ出て貝を拾い、潮が満ちると家に戻って別の仕事をしていたそうです。島民が潮の満ち引きに合わせて生活をしていたことが伺われます。干潮時には、海岸で漁業を行い、満潮時には岸に上がるという生活だったのです。食卓には常にたくさんの貝料理が並び、この土地の資源を余すことなく利用していました。集落に建てられた公共施設には貝殻が使われており、島民が海と密接に関わって生活してきたことを伝えています。
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《祈りの島・基隆嶼》- 成若涵
《祈りの島・基隆嶼》- 成若涵
降水量が多く、岩石風化の影響を受けている基隆嶼の植生は豊かで、ショウキズイセン、ハママンネングサ、万年松などの植物が生息しています。島には珍しい火山地形が残っており、タイワンホウキガニ、貴重な国家二級重点保護類のヤシガニなどが生息しています。時にはヤツガシラ、ハクトウオウなどの鳥類を観察することができますが、大型の野生母乳動物は存在していません。以前は軍事規制区域として、島は開放されていませんでしたが、2001年には観光客の上陸が可能となりました。現在、碧砂漁港と台鉄基隆駅前のボート乗り場からフェリーで亀山に向かうことができます。基隆嶼8号は、島内で唯一住所番号を持つ建物です。
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《祈りの島・緑島》- 成若涵
《祈りの島・緑島》- 成若涵
緑島は、自然生態系を学ぶことのできる天然の教室です。ここでは台湾固有のハナジカが一度は絶滅の危機に瀕しましたが、現在は保全計画によって島のあちこちでハナジカの姿を見かけるようになりました。これは緑島における貴重な生態資源であるとともに、この島に小さくて可愛らしい幸せをもたらしています。島内でもう一つ保護されている昆虫が「ツダナナフシ」で、緑島と墾丁にしか生息していません。この緑色のツダナナフシを草の中で見つけるには、よほど目を凝らなければ見つかりませんが、浜辺で成長する林投樹(タコノキ)を好んで食べます。毎年6~9月は陸ガニが繁殖するシーズンで、陸ガニのお母さんが卵を抱えながら危険を冒して道路を渡る姿を目撃することができます。夜、潮間帯を訪れると、大小様々な トビハゼにも出会えます。トビハゼの体はウナギのようにネバネバとしていて、後ろから掴もうとしても掴めないので、捕まえるときは必ず前の頭の方から掴んでくださいね。
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《祈りの島・亀山島》- 成若涵
《祈りの島・亀山島》- 成若涵
亀山島は海に浮かぶ亀のような形をしています。清朝道光年間には、すでに亀山島に居住者がいたという記録があります。島民は一時700人に達したこともあり、主に漁業で生計を立てていました。漁網を手作りしている光景は、この島でよく見られる光景です。島には、亀山の朝日、眼鏡洞の鍾乳石、湧き上がってくる海底温泉など、亀山八景と言われる名所があります。島に登ったり島の周りを巡ったりするとき、運がよければモンシロチョウやアゲハチョウに出会えるかもしれません。それらが草地に咲くシャジクソウやゲットウに彩りを添えています。
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《小琉球のウミガメ交響曲》- 峇岦嵐偲.旮札涅灆
《小琉球のウミガメ交響曲》- 峇岦嵐偲.旮札涅灆
伝統的な籐編み技法を活用し、抽象的なアートスタイルでウミガメが水中で悠々と泳ぐ姿を描きました。巨大なウミガメ像の本体は、金属とガラスでできています。内部のライトが海洋の映像をウミガメに投影し、ウミガメの表面に流れる波を創り出す効果をもたらしています。周囲を取り囲む樹皮や毛糸は珊瑚が成長する様子を再現しており、環境音(観客の声や風の音など)に合わせてライトが変化したり、上下に揺れたりします。この中に足を踏み入れたら、夏の日に澄んだ海の中にいる自分を彷彿とさせることでしょう。
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《光環演算―青い涙》- 胡縉祥
《光環演算―青い涙》- 胡縉祥
自然現象にデジタルメディアアートを結合させ、媽祖の青い涙と称される夜光藻の発光現象を再現しています。高さ5メートルのLEDロープライトを垂直に吊り下げ、周りを囲むように円を描き、作品全体を円形構造に仕上げました。ロープライトの明かり一つ一つがピクセル(画素)化した光点となり、アルゴリズムによって動的に計算されます。光点の流動速度や明るさ、変化のすべてがこのプログラムによってリアルタイムで生成されます。観客は自然とデジタルが作り出す不思議な視覚に呑み込まれたように感じ、デジタルアートが自然現象によって再び創造する姿を体現しています。
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《海上に咲く花 澎湖》- 吳騏
《海上に咲く花 澎湖》- 吳騏
澎湖の天人菊と花火を融合させて、海上に咲く花束を表現しました。作品にはロマンチックで楽しい雰囲気が満ち溢れており、たくさんの人たちがこの美しいイベントに参加するために集まってきます。
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《海風 金門》- 吳騏
《海風 金門》- 吳騏
金門の風獅爺(風の神)をモチーフに制作しました。金門の地理的環境によって、作物は強風の影響を受けることがしばしばあります。そのため、風を鎮める守護神として風獅爺(風の神)が存在しています。このランタンは、島における信仰を伝えています。
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《蘭嶼の黒潮と生命の船》- 峇岦嵐偲.旮札涅灆
《蘭嶼の黒潮と生命の船》- 峇岦嵐偲.旮札涅灆
アーティストは籐編みなどの伝統的な技法を用いて、蘭嶼のトビウオ祭りをテーマとした作品を制作しました。蘭嶼では春になると黒潮が多くのトビウオを運んでくるため、この時期は一年で最も重要なイベント「トビウオ祭り」が幕を開けます。族人は火を灯した松明を持って「拼板舟(チヌリクラン)」と呼ばれる木造船に乗って海に出ます。そして互いに協力しながら海に潜って、漁網を広げます。光に引き寄せられるというトビウオの習性を利用して、拼板舟(チヌリクラン)の上に火をつけて燃やし、一年で最も重要な豊漁を待ちます。
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台湾は、多元的な文化が交錯する場所です。台湾ランタンフェスティバルでは、海外からのランタンや祝福のメッセージを集結させ、「希望の光を集めて」が世界を結ぶ象徴として、平和と希望を伝えています。視覚で楽しむ華麗な盛宴をお楽しみください。
ランプホルダーの紹介-
《希望の光を集めて》-許和捷 x 王祥豪
《希望の光を集めて》-許和捷 x 王祥豪
【光の種が希望の根を張らせる】
台湾ランタンフェスティバルが光の種を蒔き、《希望の光を集めて》は、人々の願いと祝福を養分として吸収しながら大樹に成長していきます。美しい願いが集まっていくほど、尽きることのない強い生命力を持った大樹が育つことを象徴しています。
【美しい祝福が注がれ、しっかりと成長する幹】
この作品は、光におけるスペクトルの色彩概念を利用して、人々の様々な願いを表すようデザインされました。それはまるで光が動くように互いに絡み合って交差しているようです。
【暖かな光の幕、枝葉を広げて世界に花を咲かせる】
毎年成長し続けてきた台湾ランタンフェスティバル。今では国際的な一大イベントに進化しました。それはまるでこの《希望の光を集めて》という大樹が開花するかのようです。
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《東武鉄道グループ》- 吉利魚多媒體有限公司統籌
《東武鉄道グループ》- 吉利魚多媒體有限公司統籌
東武鉄道は東京の浅草駅と池袋駅を起点とする路線があり、沿線エリアには、栃木県の日光、鬼怒川温泉、足利や埼玉県の川越市など有名な観光地を有しています。また東武グループには、東京スカイツリー®、デパート、ホテル、遊園地、動物園、バス、遊覧船、ロープウェイなど約60以上の連結子会社があります。
今年は、2023年7月15日に運行を開始した新型特急車両・スペーシアXと東京スカイツリーのランタンのほか、スペーシアXで結ぶ世界遺産の名勝地「日光」をPRするためのランタンも登場しています。また、今年は特別に日光の鳥居ランタンに加え、東武動物公園と六福村が友好交流協定締結の際に台湾から日本に送られたシロサイランタンや園内で人気の白虎ランタンも展示されています。ランタンフェスティバルを通じて台日間の友好な観光交流が促進されることを願うとともに、ご来場いただくすべての皆様に、平和と幸福が訪れ、実り多き一年となりますよう祈念しています。
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《トリピーとしまねっこと鳥取・島根発見の旅》- 翁賢良
《トリピーとしまねっこと鳥取・島根発見の旅》- 翁賢良
鳥取県と島根県は、日本の山陰地方に位置しています。大自然に恵まれ、悠久な歴史と様々なグルメが魅力です。鳥取県の代表的な観光地「鳥取砂丘」は、壮大な砂漠景観だけでなく、砂滑りやラクダとの記念撮影などが楽しめます。このほか、冬になると蒸しても焼いても美味しいご当地グルメ「松葉ガニ」が堪能できます。島根県には、400年の歴史を有する松江城が状態よく保存されており、日本で12城しか残っていない現存天守の一つで、国宝としても指定されています。観光客は遊覧船に乗って城を巡り、美しい景色を楽しむことができます。さらに忘れてはならないのが島根名物の「出雲そば」です。三段に重なった赤い器に盛られたそばが大変特徴的です。さあ、これから鳥取県のマスコットキャラクターである「トリピー」と島根県の観光キャラクター「しまねっこ」と一緒に遊びに出かけませんか。
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《チーバくんと一緒に千葉を感じよう!》- 黃文全
《チーバくんと一緒に千葉を感じよう!》- 黃文全
千葉県は東京に隣接し、日本の空の玄関口である成田国際空港や東京ディズニーリゾートがあり、台湾をはじめ、世界中からたくさんの人が訪れています。
千葉県・銚子市・成田市は桃園市とそれぞれ友好交流協定を締結しています。真ん中にいるチーバくんは千葉県のPR役として活躍しています。左の犬吠埼灯台(銚子市)は、日本を代表する灯台の一つです。右の三重塔は、年間1,000万人を超える参詣人が訪れる成田山新勝寺(成田市)に所在します。これらいずれも国の重要文化財に選ばれています。
魅力溢れる千葉県に、ぜひお越しください!
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《どえらい名古屋!金鯱がつなぐ今と昔》- LICO LEE
《どえらい名古屋!金鯱がつなぐ今と昔》- LICO LEE
名古屋市にある名古屋城は、日本最大級の規模を誇る古城であり、「日本三大名城」の一つとして知られています。特に、天守閣の屋根を飾る雄雌一対の「金の鯱」が有名で、古代伝説の神獣とされるこの鯱は、名古屋城の守護者でもあります。古くから多くの人々に敬愛され、現代においても観光名所として大変人気があります。
名古屋市は現在まで大きく発展し、繁栄を遂げてきました。一方で、日本遺産に登録されている名古屋市緑区有松地区では、江戸時代の趣が残る伝統的な街並みを散策することができ、伝統工芸品の「有松・鳴海絞り」を購入することができます。また、最近では超人気の「ぴよりん」(ひよこ型のケーキ)が名古屋の新しい観光大使となり、その可愛らしい見た目と美味しさで注目を集めています。名古屋を訪れた際には、ぜひ味わってみてください。
活気ある都市名古屋には、楽しいスポット、買い物、そして美味しいグルメがたくさんあります。ぜひ、名古屋に観光にお越しください!
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《近鉄電車に乗って関西を遊ぼう》- 翁賢良
《近鉄電車に乗って関西を遊ぼう》- 翁賢良
近畿グループは、鉄道事業を中心にデパート、飲食、ホテル、レジャーなど多角的な経営を行っています。鉄道は、大阪、京都、奈良、名古屋、三重伊勢志摩などの路線網を持ち、私鉄としては日本で最長の路線を有しています。観光特急「しまかぜ」に乗って、三重県の伊勢神宮に参拝に行ったり、観光特急「あをによし」に乗って奈良公園を訪れたりできます。近畿グループの傘下には、大阪のランドマークである「あべのハルカス」や世界最大級の水族館「海遊館」もあります。今年は、近畿鉄道沿線の観光地やグループ傘下が手掛ける施設を結び付けたランタンが展示され、観光地を再現しています。
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《四季の絶景 旨い酒 極上の癒しを宮城県で》- LICO LEE
《四季の絶景 旨い酒 極上の癒しを宮城県で》- LICO LEE
宮城県は、美味しいお酒や食事はもちろんのこと、春の桜、夏の海、秋の紅葉、冬の雪、全ての季節で魅力ある体験をあなたに提供します。宮城県でしか味わえない極上の癒し体験をぜひ御体験ください。むすび丸もお待ちしていますよ。
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《よさこいの発祥地—高知県》- 翁賢良
《よさこいの発祥地—高知県》- 翁賢良
日本の四国地方に位置する高知県で、最も盛り上がる夏の祭典「よさこい祭りの発祥地―高知県」をテーマに、日本で唯一、天守と本丸御殿が完全に保存されている高知城と高知県のマスコットキャラクター「くろしおくん」、そしてタイガーエア台湾で人気になった「タイガー・フーちゃん」が鳴子を手に持って踊るランタンを展示しています。このランタンは、毎年高知県で盛大に開催される夏限定の「よさこい祭り」の熱気と躍動感を伝えています。
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《北海道札幌市》- LICO LEE
《北海道札幌市》- LICO LEE
ようこそ北海道 札幌市へ 北海道は日本の最北端にあり、札幌は北海道の経済、文化、行政の中心地でもあります。北海道は日本国内でも海外でも大人気な観光地で、特に札幌の夜景は最も有名です。また、豊かな大自然と四季の変化も観光客を魅了します。
北海道は雪国と呼ばれ、特に、毎年2月上旬に開催される「さっぽろ雪まつり」は最も代表的なイベントの一つです。
また、雪だるまのマスコットキャラクターは多くの人々に親しまれています。雪祭りには様々な体験アトラクション、大雪像や氷彫刻などがあり、訪れる人は美しい銀色の世界に魅了されます。
郊外には有名な定山渓温泉もあります。冬になると雪景色の中で温泉を楽しみながら、可愛いマスコットの河童も見ることが
できます。北海道には美しい観光地以外にも美食や札幌ビール等が沢山あります。スキー、温泉、グルメが満喫できる北海道にぜひお越しください!
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《継承された長い歴史とともに持続可能な未来を創造する》- 陳祖榮
《継承された長い歴史とともに持続可能な未来を創造する》- 陳祖榮
中米のカリブ海に面したベリーズは、中華民国(台湾)にとって重要な友好国であり、国交樹立から36年間、双方は経済、貿易、観光、文化の各分野で密接に協力し合ってきました。今年のランタンは、ベリーズのランドマークであるバロン・ブリス灯台をテーマに制作されました。この灯台は英国の慈善家ブリス男爵によって寄贈され、彼のベリーズに対する功績を顕彰する記念碑も建立されています。毎年3月9日になると、国民英雄の日としての行事が催され、国家に貢献したブリス男爵を称えています。
灯台の横には、ベリーズ初の黒人百万長者であるイザヤ・インマヌエル・モットの像があります。彼は農業で財を成し、その物語は多くの人々に感動を与えています。灯台と像の間には、カラフルな「BELIZE」の文字が国家の活力を表しています。近くを走るEVバスの車体には、大きな青いホールの画像が描かれており、自然と文化の魅力を結びつけています。ランタンを通して、ベリーズの独特な魅力を感じ、その豊かな歴史と文化を深く理解してみてください。
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《日本阪急交通社―ぜひ旅行にいらしてください!》- LICO LEE
《日本阪急交通社―ぜひ旅行にいらしてください!》- LICO LEE
阪急交通社は、1948年の創業以来、メディアマーケティングを通して「Trapics」を主要ブランドと位置付け、日本のみならず、海外に対しても旅行ツアー事業を展開してきました。一方「e-very」というブランドは、個人旅行や企業の団体ツアーなどに特化しています。日本全国に多くの営業拠点を設けて、各地域のニーズに合った旅行商品を開発し、厳格な品質管理のもとで、お客様には最高の付加価値を持つ旅行商品をご提供しています。この度、阪急交通社は、イメージキャラクター・トラピッグと世界的に有名な富士山を皆様にご紹介いたしますので、ぜひ遊びに来てください!
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《阪神電車で大阪・神戸を巡ろう》- 翁賢良
《阪神電車で大阪・神戸を巡ろう》- 翁賢良
阪神電車は、日本の大阪と神戸を結ぶ鉄道会社です。1905年4月に開業し、今年開業120周年を迎えます。沿線には、映画「KANO」の舞台であり、プロ野球球団「阪神タイガース」の本拠地である阪神甲子園球場、日本酒の名産地である灘、夜景が有名で、スキー・雪遊びも楽しめる六甲山等、お楽しみいただける箇所が沢山ありますので、是非お越しください。2019年より運行している「桃園MRTラッピング列車」や、六甲山へ行く際便利な「六甲ケーブル」等、沿線の名所をランタンで再現しました。
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《美濃和紙あかりアート》- 美濃和紙燈藝術家群
《美濃和紙あかりアート》- 美濃和紙燈藝術家群
岐阜県美濃市は岐阜県中部に位置する小さな市で、中部国際空港から車で約1時間半のところにあります。四方を山に囲まれ、長良川、板取川など澄んだ水源があり、「うだつの上がる町並み」と1300年の歴史を持つ伝統工芸品「美濃和紙」が有名です。今回展示している作品は美濃市で毎年秋に開催されるイベント「美濃和紙あかりアート展」にて実際に入選した作品です。「美濃和紙あかりアート展」とは、日本全国から美濃和紙を使用した照明物を集めて審査を行い、うだつの上がる町並みに展示するイベントです。美濃和紙が持つ柔らかさと美しさに加え、美濃和紙の新しい可能性を感じさせる作品をお楽しみください。
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《四国・香川県「瀬戸内国際芸術祭2025」記念ランタン》- 翁賢良
《四国・香川県「瀬戸内国際芸術祭2025」記念ランタン》- 翁賢良
香川県は日本の四国地方に位置し、風光明媚な瀬戸内海に面しています。
香川県で最も有名で、台湾でも人気のグルメは「讃岐うどん」です。日本でも香川県は「うどん県」と呼ばれるほど知名度が高く、国内外問わず、多くのファンを魅了しています。
また、2025年4月には、今話題の現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2025」が盛大に開催されます。この芸術祭は、瀬戸内の島々を舞台に、島の文化や歴史を活かしながら、ここでしか体験できない芸術作品を展示します。
現在、香川県の高松空港には、「チャイナエアライン:台北‐高松線」及び「スターラックス航空:台中‐高松線」が運航しています。台湾からの直行便となりますので、気軽に香川県に行けますよ!
この記念すべき年に、ぜひ香川県を訪れ、瀬戸内海の美しい風景と多様で豊かな現代アートの世界をご満喫ください。皆様のご来訪を心よりお待ちしております。
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《活気に満ちた民俗文化》- 黃文全
《活気に満ちた民俗文化》- 黃文全
セントクリストファー・ネイビスの民俗団体は、アフリカの遺産とヨーロッパから影響を受けた文化の伝承を表現しています。活気に満ちたランタンがここでどのように私たちの文化パレードを展示しているのか、ぜひ見に来てください。
左から右へ:
・モコ・ジャンビー(Moko Jumbie)
高足で踊るパフォーマーは、アフリカの神話に登場する巨人を象徴しています。
・ピエロ(The Clown)
この衣装は、ヨーロッパ宮廷におけるピエロの姿を真似ています。
・俳優(The Actors)
一組の雑技パフォーマーが園芸用のフォークを用いて、スリリングなパフォーマンスを披露します。
・雄牛(The Bull)
伝説の中では主要な役割です。荒々しい雄牛が刺されて傷を負っても生き延びるどころか、さらに凶暴化しました。
・仮面舞踏会(The Masquerade)
カラフルな衣装を身にまとい、クジャクの羽を頭に飾り、仮面を被ったダンサーが笛楽団の演奏に合わせてきめ細やかに踊ります。
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《マスコットキャラクターと一緒に福島を遊ぼう》- 藍永旗/藍永旗花燈藝術工房
《マスコットキャラクターと一緒に福島を遊ぼう》- 藍永旗/藍永旗花燈藝術工房
福島県は日本の東北地方に位置しており、面積は国内で三番目に広いです。自然資源が豊富で、数多くの美しい風景が育まれています。四季を通して異なる美しい福島の美景が楽しめます。福島県のグルメやお酒も見逃せません。今年のランタンは、福島の郷土玩具で知られる「赤べこ」と「起き上がり小法師」をモチーフに制作しました。「赤べこ」も「起き上がり小法師」も家内安全や無病息災を願う縁起物として知られています。このランタンを通して福島の魅力が伝わり、次の旅行先に福島を選んでいただけることを願っています。
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革新的なテクノロジー技術と時代の潮流を融合させ、モーションキャプチャやAIによる体感検出、ARやVRなどの技術を活用し、今話題の「野球」のみならず、台湾の美しさをも新しい手法で表現しています。ランタンアートに新たな解釈を
生み出すために、感動的なビジュアルとイマーシブ体験を提供しています。どのランタン作品も台湾のテクノロジーの創造力と無限に広がる想像が織り込まれており、鑑賞としてのランタンだけでなく、訪れた人々が自ら参加し、光と影が織りなすアートの無限的な可能性を証明します。ランタンの光とテクノロジーで新しい時代の潮流を皆様とともに創造しましょう。
ランプホルダーの紹介-
《「ネットと光の蝶」「宇宙都市」》- 林春節
《「ネットと光の蝶」「宇宙都市」》- 林春節
「ネットと光の蝶」および「宇宙都市」
これら二つの作品は、林春節先生によってデザインされ、パブリックアートの形式でテクノロジー産業における無限の変化とイノベーションを表現し、皆様と共に未来を想像する世界を探索します。
ネットと光の蝶
テクノロジーと人が互いに寄り添い、光る蝶が舞っている様子は、改革と希望が混ざり合っていることを象徴しています。光と影が織りなすこの作品は、2025年を照らして、明るい未来と無限の可能性を迎え入れる様子を描いています。
宇宙都市
革新的なランタン工芸の手法によって、テクノロジーとイノベーションが組み合わさったスマート都市の風貌を映し出しています。高速運転の光は、利便さと多彩な宇宙都市の発展を象徴し、テクノロジー産業がもたらす無限の可能性と繁栄を伝えています。
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《おもしろ台湾》- 李春平、邱俊憲、張懷生
《おもしろ台湾》- 李春平、邱俊憲、張懷生
「おもしろ台湾」は驚きと喜びに満ちたスマートなインタラクティブマップです。台湾の北から南、本島から離島に至るまでの自然と文化の美しさを紹介した「台湾観光100の見どころ」を通して、光と影が作り出すアートで大型のインタラクティブランタンを創り上げました。全体は台湾を核心とするデザインで構成されており、各地の風貌を丁寧に描き出して、皆様を島探検の旅へご案内します。
台湾のどの場所に立っても、専用のアニメ動画がすぐに展開され、その地域の風景や特色が生き生きと映し出されます。そこでは海洋国家としての台湾特有の風情を伝えるだけでなく、所々に思いがけないインタラクティブな驚きと喜びも隠されています。一緒に海洋国家のユニークな風情を感じてみましょう。
光と影で描かれた島々は、インタラクティブな体験を通して、単なる作品の一部ではなく、新しい視点からの台湾の美を眺めることができます。光と影が織りなす流れの中で、島々の魅力を体感してください。そしてこの旅を特別な台湾の記憶として心に刻んでいただけるよう願っています。
策展人/李春平
藝術總監/邱俊憲
程式技術總監/張懷生
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《幸運のピッチャーマウンド》- 李春平、邱俊憲、張懷生
《幸運のピッチャーマウンド》- 李春平、邱俊憲、張懷生
「幸運のピッチャーマウンド」は、野球をテーマに制作されました。皆さん一人一人がピッチャーになって、イマーシブ型の体験を通して、台湾野球チームの選手たちと相互交流しながら、祝福と幸運を象徴するボールの投球体験をしてみましょう。体験は、幸運受付からスタートします。AIの投球コーチによる投球フォームの手本を見たら、AR撮影でリアルタイムの映像を生成し、参加の瞬間を捉えます。ピッチャーマウンドがライトアップされたら、ピッチャーの位置に立ちます。スクリーンに映
し出される陳傑憲キャプテンがバッターとして登場したら、指示に従って投球します。ボールがストライクゾーンに入ったら、華やかな花火と祝福のメッセージが表示され、参加者にたくさんの幸運と祝福をもたらします。
チャレンジが成功したら、専用の選手カードがもらえます。その場でダウンロードしてSNSでシェアもできますので、この貴重で熱い体験をぜひ記録に残してください。
新年の幸運を「投げ」込んで、テクノロジーと野球が織りなす素晴らしいひと時を過ごし、一緒に新しい一年の輝かしいスタートを切りませんか。
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《輝く星の波》- 李春平
《輝く星の波》- 李春平
流れるような波の光線は、テクノロジー技術の波が絶え間なく押し寄せ、世界を急速に前進させていることを象徴しています。十字に輝く星の光は、国際舞台における台湾の卓越したテクノロジーの地位を表し、懸命に輝きを放っています。
周囲を取り巻くのは放射線状に輝くオーラ。それはまるで星の輪のように、台湾のテクノロジーが無限の影響力を有していることを表現しています。この作品を通して、革新とエネルギーを全世界に拡散し、台湾テクノロジーの鼓動を全世界に伝えています。
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《テクノロジーの頂点》- 李春平
《テクノロジーの頂点》- 李春平
壮観なピラミッド型で表現されたこの作品は、三角形のライトフレームが幾重にも重なって交差しながら輝き、視覚的錯覚による革新的なライトアートに仕上がっています。ピラミッドは、テクノロジーの成果とパワーの象徴だけでなく、台湾が世界のテクノロジー舞台で輝かしい成果を上げて、着実に発展していることをも表しています。
ライトが徐々に明るくなっていくと、ピラミッド全体がまるで台湾のテクノロジーが目覚ましい発展を遂げる縮図のように見えます。安定した基盤から無限に向上していくエネルギーは、これからも困難を乗り越えて前進し、世界にその輝きを放つ姿を伝えています。
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《基盤の輝き》- 李春平
《基盤の輝き》- 李春平
小さなピラミッドは、シンプルなフレーム構造ながらも、しっかりとした基盤で作られています。これは台湾のテクノロジーが安定した基礎と精密さを築いていることの象徴です。このピラミッドは科学の進歩の階段と同様に、底辺から一歩一歩成果を積み重ねていることを示し、台湾はテクノロジーの分野で絶えず限界を突破していく決意とパワーを持ち合わせていることを伝えています。この作品と「テクノロジーの頂点」は互いに輝き合い、台湾が基礎から頂点に上り詰めていく壮大な歴史の歩みを完璧に表現しています。巨大ピラミッドと共に台湾におけるテクノロジーの発展を感じ取ってください。
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《革新のかすかな光》- 李春平
《革新のかすかな光》- 李春平
電子基板の精密な回路パターンからインスピレーションを得て、テクノロジーの精密さと美学を融合させて制作しました。ランタン工芸の技術で細やかさを取り込み、強力な電子回路の部品を作り上げています。どの光の束も、台湾テクノロジーが限界を突破してきたストーリーであるのです。細部に至るまでその一つ一つが無限に広がる革新と未来への潜在力が継続していくことを伝えています。台湾がテクノロジーの分野で世界をリードするという決意とパワーを示す作品となっています。
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《ウェハーの光》- 李春平
《ウェハーの光》- 李春平
半導体に欠かせない材料のウェハー。台湾は先進的な製造技術の限界を絶え間なく突破し、ウェハーの製造能力において世界をリードしています。「ウェハーの光」は、ウェハー特有の構造美学を設計の核心に据えて制作されました。滑らかに流れる線状のライトで、ウェハーの切断と繊細な製造のプロセスを表現し、未来的なイノベーションを存分に感じるランタン工芸に仕上がっています。全体は台湾における半導体産業の卓越した技術を表現しており、世界のサプライチェーンとして安定かつ持続的な発展を象徴しています。
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《無限に輝く未来》- 李春平
《無限に輝く未来》- 李春平
「無限に輝く未来」は、光と影の反射を利用し、まるで自分が無限に広がるテクノロジーの道に導かれていくような感覚を味わうことができます。鏡面のデザインを取り入れることにより、無限に広がる視覚の効果を生み出し、テクノロジーの絶え間ない発展の潜在力と可能性を象徴しています。この作品に足を踏み入れたら、境界のない世界を旅しているような感覚に包まれることでしょう。どの角度から見ても千変万化の光と影を楽しむことができます。テクノロジーの革新によって、無限の魅力と創造力を感じる空間をぜひ体感しに来てください。
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《燦燦と輝く響き》- 李春平
《燦燦と輝く響き》- 李春平
六角形の無限鏡は、まるで境界のない世界の扉のようです。周りは不規則な幾何学形となっており、ガラスの破片が光を導いています。反射と屈折の交差が宇宙の奥深い空間と流動的な光影の成果を創り出しています。あらゆる角度から魅力的な輝きが放たれ、「燦燦と輝く響き」の中で皆さんが主役になるようデザインされていますので、ぜひ記念撮影をしたり、光と影に合わせて踊ったりと、テクノロジーが見せる魅力的で不思議な体験を存分にお楽しみください。
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「持続可能な台湾」の夢幻的な国に足を踏み入れたら、芸術とともに共鳴し続ける奇跡の旅を体験してみましょう。デザイナーとアーティストたちは竹編み技術にリサイクルの素材を活用して、ユニークな風格を持つ作品を創りました。また、この作品は国連が提唱する持続可能な開発に呼応しています。ランタンの一つ一つが自然への敬意と持続可能な発展への誓いを伝えています。光と影の中で人と自然が調和する素晴らしいビジョンを探求してみましょう。
ランプホルダーの紹介-
《湧》- 陳禹霖
《湧》- 陳禹霖
海は生命の起源です。潮の満ち引きや気候の変化が生態圏全体を動かし、何百何千年もの歳月をかけて蓄積され、豊かな資源を持つ自然をもたらしました。先人たちは潮汐の変化と団結力を利用して、この地域の海と土地を開拓しました。
「湧」と名付けられたこの作品は、一つ一つの竹の輪で金色の海を作り上げ、上下に湧き立つ波動は、絶えず動き続ける金波のように、生命と生命を繋いでいます。絶えることなく前へ進んでいく時間軸の中で、この土地にたくさんのエネルギーをもたらしています。
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《聚(シュウ)》- 陳禹霖
《聚(シュウ)》- 陳禹霖
作品「聚(シュウ)」は、竹片を円柱形に編み込んで、一層ずつ重ねた構造となっており、海洋生態の精神をイメージしています。竹は自然と時間に従って上へ上へと延びて益々力強くなっていきます。集結し団結する姿は、海洋生物同士の緊密で強力な助け合いを示しています。たとえ強い海流や波に直面してもこの海域を守り、生命力に満ちた豊かな海洋生態を育んでいます。
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《霧の中のマイクロ景観》- Lua Rivera
《霧の中のマイクロ景観》- Lua Rivera
台湾における亜熱帯広葉樹林の生態系は、島の自然美と生物の多様性において重要な役割を担っています。豊かな緑、多様な動植物、そして独特な気候によって、森林が無数の動植物にとっての重要な生息地となっているのです。これらの生態系は、環境のバランスを維持する上で重要な役割を果たしているほか、酸素の提供、気候の調節、生物の多様性保護なども担っています。台湾の亜熱帯広葉樹林を守り、維持していくことは、島の自然遺産にとって大変重要であり、地球全体の福祉にも深い影響を及ぼします。アーティストによって制作されたこの巨大な作品は、彼女の大好きな発見のいくつかを表現することで、卓越した自然現象を再現しているのです。
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《高地におけるマイクロ景観》- Lua Rivera
《高地におけるマイクロ景観》- Lua Rivera
地衣類は、真菌と藻類或いはシアノバクテリア(藍藻)と共生関係にあります。真菌が保護しながら養分を供給する一方で、光合成を行うパートナーが炭水化物を生成しているのです。コケ類の生態系は、地衣類と密接に関わっていて、地衣の成長に必要な湿潤環境をコケ類が創り出しています。コケ類が水分を保ちながら地衣が付着するための基質を与えているのです。更に、コケ類は土壌づくりや養分の循環にも役立っており、多様な生物の生息を支えています。このような共生関係を展示することで、環境に適応して生きていくために、互いに依存し合うことの重要性を伝えています。
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《渓山行》- 王振瑋
《渓山行》- 王振瑋
流動する紋理が包み込むように山を形成し、変化に富んだ風貌を象徴しています。これに呼応するように、渓谷内部の擬態が起伏のある捻じれた線を形成し、まるで有機的な生命体のように見えます。その山に入って奥深い小さな道を進めば、自然に体も山の息吹に合わせて呼吸し、心が高鳴って動き出すような感覚を覚えることでしょう。
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《風に揺れる竹言葉》- 鄭元東
《風に揺れる竹言葉》- 鄭元東
台湾の山林にある茶畑からインスピレーションを得て制作されたこの作品は、風が丘の地形に沿って流れていく情景を表現しています。竹林や背の高い木々の間を風が駆け抜けていく様子は、自然と人工の構造物が調和的な相互作用を生み出しています。本作品の形態は、このような風の流動感を捉え、自然と人類が共存する美しさを演出するばかりでなく、廃棄物削減や持続可能なアート、建築を推進する重要性も訴えています。
扇子の形は、バランスと調和を象徴しています。扇子を畳んだり広げたりする様子は、風が作り出すリズムのようであり、台湾の山林や茶畑の間を風が駆け抜けていくという作品のイメージと完全に一致しています。この作品をご覧になる方々は、中程度の標高において風が山林を駆け抜けていく息吹を感じることでしょう。
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《持続可能な翼》- 鄭元東
《持続可能な翼》- 鄭元東
本作品は、台湾固有種であるサンケイをテーマに、持続可能な発展と環境保護の重要性を訴えています。作品に使われている材料は、使用済みのペットボトルを潰したもので、小学校で廃棄された机や椅子などが骨組みとなっています。この作品には資源の再利用について深く考えようという思いが込められています。サンケイは台湾の貴重な生態系を象徴し、その鮮やかな青い翼は、自然の生き生きとした姿と美しさを象徴しています。作品の中からは、照明によりサンケイの姿が夜に華やかな青い光を放つように設計されており、未来の環境を守っているかのように見えます。この光は、人類の環境保護に対する強い決意と希望を表現しています。
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《ニホンジカ》- 王振瑋
《ニホンジカ》- 王振瑋
ニホンジカは、台湾物種生態回復行動計画において成功を収めましたが、この計画を進める中、野外に戻すことでもたらされる生態の危機や環境の変化を知りました。
善意で行われる計画ではありますが、未来における未知の変化に対応するためには、十分な知識と科学的な基盤が必要です。
この作品には、ニホンジカを通じて環境資源とグリーンエネルギーが持続する中、友好的な対応だけでなく、適切な追跡とタイムリーな修正がいかに重要であるかを表現しています。例え素晴らしい計画が行われていようとも、私たちは常にそれが正しい道であるのかを確認し、幸せに満ちた生活環境を目指さなければならないのです。
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《「食物連鎖シリーズ」ダイサギ》- 宮城有加x妄人有限公司
《「食物連鎖シリーズ」ダイサギ》- 宮城有加x妄人有限公司
渡り鳥である水鳥のダイサギは、世界各地で水辺における神の使いと見なされています。水面に映る白い姿は幻想的でありながら威厳に満ちており、水辺の支配者でもあります。獲物の前で静かに立っている姿は、まるでその白い体が光を吸収しているように思え、周辺の景色と溶け込んで一体化しているように見えます。
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《「食物連鎖シリーズ」アマガサヘビ》- 宮城有加x妄人有限公司
《「食物連鎖シリーズ」アマガサヘビ》- 宮城有加x妄人有限公司
ヘビはそのくねくねとしなやかな体から、畏敬の念を抱かれ、神の使者としても崇められています。特に脱皮を繰り返す様子は、生まれ変わりや生命の継続、さらには生と死の循環を象徴しています。長い体を左右に揺らしながら前進する動きは、まるで生命の旅路を物語っているようです。
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《「食物連鎖シリーズ」台北アカガエル》- 宮城有加x妄人有限公司
《「食物連鎖シリーズ」台北アカガエル》- 宮城有加x妄人有限公司
カエルは、一度に大量の卵を産むため、子孫繁栄の象徴とされ、豊作や雨乞いにおける神の使いと考えられています。また、彼らは独特な鳴き声で、人々に季節の変化を知らせてくれます。まるで水辺の楽団のように、彼らは歌うことに夢中で、ほかのことにはまったく関心がないように見えます。
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《「食物連鎖シリーズ」ネグロトンボ》- 宮城有加x妄人有限公司
《「食物連鎖シリーズ」ネグロトンボ》- 宮城有加x妄人有限公司
トンボが羽をパタパタとさせる姿は、人々が両手を合わせて祈っている姿に似ています。このため、トンボは神の使者であると言われています。この桃園のトンボは、楽園に向かって進んでおり、その旅の途中でしばし休息をとっているのです。
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台湾における伝統的なランタンアートの提唱を基本としながら、多元的なランタンテーマの創作を通して、奥に秘められた文化を伝えています。優秀なランタン工芸職人たちによる素晴らしい展示は、職人の精神と伝統工芸の卓越した魅力をより際立たせるとともに、ランタンアートの技術を伝承し、革新の物語を紡いでいます。
ランプホルダーの紹介-
《栄光の国技・野球》- 王耀新
《栄光の国技・野球》- 王耀新
《栄光の国技・野球》が台湾人にとっての国民的スポーツとなったのは、歴史の変遷を経て、凝縮された内なる精神の輝きを放ったためです。偶然にも台湾ランタンフェスティバルが最初に開催された1990年に、中華職業野球連盟が結成されました。台湾ランタンフェスティバルも中華職業野球連盟も36年前に歴史的な第一打を放ち、多くの人々に感動を与えたのです。あれから35年が経ち、36年目に邁進するこの年に、桃園は感動的な栄光の瞬間をしっかりと受け継いでいます。
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《花と蝶の喜び》- 摩燈藝境企業行
《花と蝶の喜び》- 摩燈藝境企業行
台湾は「蝶の王国」と称されており、それを豊かな自然生態系を持つ桃園と結び付けました。生き生きとした蝶たちが花の間を飛び回る雰囲気を描きながら、カラフルな蝶が再び自由に空に飛び立ち、美しい花々と巡り合うように描写されています。私たちの子孫がこれらの美しい蝶たちと共に幸せに過ごせるよう願っています。
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《栄光のピッチング》- 摩燈藝境企業行
《栄光のピッチング》- 摩燈藝境企業行
台湾の国技である野球と桃園球場から発想を得てデザインしました。国民のレジャースポーツである野球ゲーム。その情熱と熱意をランタンアートで表現し、試合で見せる伝説的な感動と栄光の場面を鮮明に伝えています。
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《愁いを忘れさせる踊り》- 王耀新
《愁いを忘れさせる踊り》- 王耀新
本来木版画の「福」の字は、縁起を担いで年中行事の雰囲気を高めるために使われていたものですが、今回は伝統的なランタン工芸にこの抽象的な祝福を立体的な光の彫刻に変えて表現しました。
草花を育むこの桃園の都市を題材に、花鳥画の表現手法を用いて、草木が勢いよく成長し、豊富な雨水が愁いを忘れさせるという仙境を創り上げています。世俗を脱した桃園に引き寄せられた台湾固有種の鳥たちが素晴らしい季節に呼応し、多彩な姿で幸せの舞を踊ります。
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《金蛇が富を囲む》- 王耀騰
《金蛇が富を囲む》- 王耀騰
金色の蛇がモチーフとなっている《金蛇が富を囲む》は、知恵と富を象徴しています。これは人々が知識の探求や物事を成し遂げる過程において、柔軟な洞察力を持続させることが大切であることを意味し、如意元宝や銅銭、碧玉などのように貴重な知恵と富を表現しています。
作品は、伝統的な竹編み技法と現代の表装技術を組み合わせて制作されました。国内外から訪れる皆様は、豊かな色彩や光線が交差する瞬間に、台湾における過去と現在と未来を感じ取ることでしょう。
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《時空の塔》- 桔禾創意整合有限公司
この作品は、「未来のテクノロジー」と「文化の連結」をコンセプトの核心に据えてデザインされたアートオブジェです。AIによるインスタレーション方式を、様々に変化する光と融合させて、未来の可能性を象徴する作品を創り出しました。会場を訪れる人々は、台湾鉄道「スマイルチャンピオン号(微笑冠軍号)」や桃園MRT「ハッピーピーチ号(快楽桃子号)」のラッピング車両に乗って車内のQRコードをスキャンしてみてください。すると、AIが生成する仮想の自分を見ることができます。この装置は、仮想と現実の世界を繋ぐ受信塔のように機能しますので、異なる時空の自分を覗いてみることができます。また、作品は、動的に変化する照明と映像により、多様な文化が織りなす情景も伝えています。まさに創造力と想像力に刺激されて創り出された未来の場です。この作品を通して、皆さんがテクノロジーと文化の多様なる可能性と価値について考えていただけたら幸いです。